ITコンサル事例

BizLink 連携事例 — 経営ITコンサル

BizNavi が支援した匿名化事例です。実案件名・機密数値は含みません。既製品と自社システムを活かし、「システムを増やす」より「業務が回る」状態を目指した改善パターンをまとめています。

掲載内容は匿名化したモデルケースです。業種・規模・利用ツールは参考情報であり、個別の成果を保証するものではありません。

事例一覧

BtoB 商社(従業員 80 名規模)

販売と会計データの連携

課題

受注・売上データが Salesforce と freee の間で二重入力され、月次締めに毎回 2 日以上かかっていた。営業と経理で数字の定義がズレ、修正のやり取りが Slack に散在していた。

原因

CRM と会計の境界が「人の転記」に依存していた。項目マッピングが文書化されておらず、請求タイミングと売上計上ルールが部門ごとに異なっていた。

改善施策

  • 売上・請求イベントの定義を経営・営業・経理で合意し、データ項目を一覧化
  • Salesforce から freee への連携フローを段階導入(まず受注確定 → 次に請求ステータス)
  • 例外パターン(返品・値引・分割請求)の処理ルールと担当を明確化
  • 月次締めチェックリストと差分確認ビューを整備

BizLink連携

BizLink 思想に沿い、新規基幹は置かず Salesforce と freee を API 連携。Google Workspace のスプレッドシートは参照用に残し、正本は CRM と会計に集約。Slack には連携結果のサマリ通知のみ送る設計に変更した。

成果

  • 月次締めの転記工数を大幅に削減(モデルケース)
  • 営業・経理間の数字ズレに関する問い合わせが減少
  • 売上見込みと計上実績の突合が同日内に完了する運用へ

利用システム

SalesforcefreeeGoogle WorkspaceSlack

製造業(従業員 120 名規模)

基幹システム刷新と業務移行

課題

老朽化した基幹と Excel・紙の受発注管理が混在し、在庫と受注の見え方が現場と経営で一致しない。刷新案は「全部入れ替え」になり、現場の反発と停止リスクが高かった。

原因

業務フローがシステム境界に沿って整理されておらず、Excel が正本化していた。移行計画が一括カットオーバー前提で、並行稼働期間の設計が不足していた。

改善施策

  • 受注・在庫・出荷の業務フローを可視化し、基幹・Excel・倉庫端末の役割を再定義
  • 段階移行(受注 → 在庫 → 出荷)のマイルストーンとロールバック手順を策定
  • 現場向けの入力画面を簡素化し、Microsoft 365 からの参照レポートを追加
  • 移行期のデータ照合ルールと週次レビューを設定

BizLink連携

基幹刷新を「全部捨て」ではなく BizLink 連携で段階移行。既存倉庫端末との接続を維持しつつ、Microsoft 365 と新基幹のマスタ同期を自動化。Excel は入力補助から脱却し、参照・分析用途に限定した。

成果

  • 在庫・受注の見える化が経営会議で共有可能に(モデルケース)
  • 移行期の業務停止時間を最小化
  • 現場の入力負荷を抑えながらデータ正本を一本化

利用システム

基幹ERP(刷新)Microsoft 365Excel(参照用途)倉庫端末連携

サービス業(従業員 50 名規模)

kintone ワークフロー自動化

課題

稟議・購買・経費申請が紙とメールで回り、承認状況が見えずリードタイムが長い。Chatwork とメールに証跡が分散し、監査対応にも時間がかかっていた。

原因

申請フォーマットが部門ごとにバラバラで、承認ルートが属人化。通知は来るが記録の正本が定まっておらず、後追い確認が発生していた。

改善施策

  • 申請種別ごとに kintone アプリと承認ルートを標準化
  • Slack へステータス通知、詳細と履歴は kintone に集約
  • 代理承認・差戻し・再申請のルールを明文化
  • 月次で滞留案件をレビューする運用を開始

BizLink連携

kintone を申請・承認の正本に据え、Slack は通知チャネルに限定。Google Workspace の共有ドライブは添付保管、LINE WORKS からの問い合わせは kintone レコードにリンクする BizLink 設計で、チャットと記録を分離した。

成果

  • 申請から承認完了までのリードタイム短縮(モデルケース)
  • 承認滞留の可視化と月次改善が可能に
  • 監査・内部統制向けの履歴参照が一本化

利用システム

kintoneSlackGoogle WorkspaceLINE WORKS

小売・EC(従業員 60 名規模)

データ分析基盤の構築

課題

HubSpot・Spreadsheet・社内DBにデータが散在し、経営会議用の数字を毎回手作業で集計。チャネル別の ROI 比較が遅く、施策判断が感覚頼みになっていた。

原因

指標定義が部門ごとに異なり、データ取得が個人のスキルに依存。更新頻度もバラバラで、同じ KPI 名でも計算式が一致していなかった。

改善施策

  • 経営 KPI の定義書を作成(売上・リード・CVR・広告効率)
  • HubSpot と Spreadsheet、社内DBの取込ルールと更新スケジュールを設計
  • Looker Studio 相当のダッシュボードを構築し、経営会議テンプレートを固定化
  • 異常値アラートと月次振り返りの議事フォーマットを整備

BizLink連携

BizLink 連携で HubSpot → 集計レイヤ → ダッシュボードの一方向フローを構築。Google Workspace 上の Spreadsheet は入力補助と検算用に残し、経営会議の正本はダッシュボードに統一。Slack へ週次サマリを自動配信した。

成果

  • 経営会議向け集計のリードタイム短縮(モデルケース)
  • チャネル別 KPI の比較が定例化
  • 指標定義の共有により部門間の認識齟齬が減少

利用システム

HubSpotGoogle WorkspaceSpreadsheetSlack社内DB

BizLink — 既製品をつなぐ連携メソッド

新規システムの追加ではなく、freee・kintone・Salesforce・HubSpot・Google Workspace など既製品と自社システムの境界を設計し、データと承認の流れを一本化します。

自社に近いパターンを整理する

無料DX診断で、つなぎ作業や二重入力のボトルネックを可視化します。具体的な連携設計のご相談はお問い合わせからも承ります。

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